今日の雑学、何話そう。

今日に関することの話題を紹介します。

12月7日

【クリスマスツリーの日】
1886年12月7日に、横浜の明治屋で外国人船員のために日本初のクリスマスツリーが飾られたことに由来します。

日本では1874年に原胤昭(はら たねあき)により築地大学(明治学院の前身)で行われたクリスマス・パーティーに、日本初のサンタクロースが登場しています。1885年に横浜で開業した明治屋が、1900年に東京銀座へ進出すると、銀座のクリスマス飾りは広く行われるようになり、同じころには、神戸でクリスマス用品の生産が始まりました。日本のクリスマス行事は、1928年の朝日新聞紙上で、「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と書かれるほど定着していたそうです。現代の日本においては季節的な装飾として定着している。

街にはイルミネーションが点灯し、すっかりクリスマスモードとなりました。いろんな人がいろんな気持ちになるクリスマス。とりあえず、ツリーの綺麗さを楽しみたいと思います。

12月6日

【音の日】
日本オーディオ協会が1994年に制定した記念日です。1877年12月6日に、トーマス・エジソンが自身が発明した蓄音機で音を録音・再生することに成功したことを記念して制定されました。

ここで蓄音機の歴史について紹介いたします。1857年にフランス人のエドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィルが発明したフォノトグラフが、音を記憶する装置の最古のものとされています(ちなみに当時の技術でそれを音として再生する手段はなかったそうです)。エジソンらによる改良や発明を経て、平面盤であるレコードとその再生専用機ができ、また録音はラッカー盤という専用の盤にカッティングマシンという専用機で記録し、それから雄型を作成して大量生産するようになりました。蝋管などによるエジソンらの装置から、エレクトロニクス時代以前のレコードプレーヤーまでを総称して、日本では蓄音機と呼んでいます。

エジソンは蓄音機以外にも、映画や白熱電球などを発明しました。現在でも多くのものが使われていることを思うと、偉大さを感じます。

12月5日

【国際ボランティアの日】
1985年12月5日は、国際連合により採択された国際デーです。世界の平和と社会開発の実現のために活動するボランティアの意義の認識を高めて、ボランティア活動の推進を目的として定められました。

ここで日本におけるボランティアについて紹介します。日本には、ボランティア元年と呼ばれる年があります。その年とは1995年です。この年に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに、今までボランティアにたずさわっていなかった多くの市民が、災害ボランティアとして参加しました。ボランティアが注目されたことにより、多くが任意団体であったボランティア団体の立場を強化すべきという声が高まり、「NPO」として法人格を付与することが検討されました。これは、「特定非営利活動促進法NPO法)」として1998年に実現されました。

ボランティアの意味は、自発的に社会に奉仕する活動を指します。善意に頼り過ぎず、敬意を示して、みんなが優しい気持ちで、快い活動ができるといいですね。

12月4日

平安京遷都の日】
794年(延暦13年11月8日)12月4日に平安京が新都となりました。諸説ありますが、山背国が山城国と改められたこの日を遷都の日という説がありました。

話を発展させまして、ウグイスについて書こうと思います。というのも、平安京の覚え方に「泣くよ(794) ウグイス 平安京」と有名なものがあるからです。ウグイス(学名:Horornis diphone)は漢字で書くと「鶯」、英名は「Japanese bush warbler」となります。英語でもウグイス=日本というイメージが強いようです。ちなみに、この覚え方にウグイスが入っている理由は、なんとなく、つまりイメージで使われているそうです。

他の覚え方に「泣くよ(794) 坊さん 平安京」というのもありました。皆様はどちらの覚え方だったでしょうか。

12月3日

奇術の日
奇術の日と聞くと、何だか怪しいなと思う人も多いと思います。私自身も初めて聞いた時は、怪しいと思いました。調べて見るといわゆる手品のことです。

そこで手品の歴史についてお話します。日本における奇術の始まりは奈良時代に唐より仏教とともに伝来した散楽が始まりとされています。狂言や能などと同じ源流を持っていると言われています。その後、大道芸として発展し戦国時代には芸として完成していきました。

一方世界では、どうなのでしょうか。諸説ありますが、紀元前1700年頃のものと考えられている書物に当時のファラオの前で演じた奇術師の様子が詳細に描かれており、始まりではないかと言われています。ギリシア・ローマ時代には奇術師を「小石を使うもの」という意味の言葉calculariusや「カップを使うもの」という意味の言葉acetabulariiで呼び、これは「カップとボール」(ラテン語acetabula et calculi)を表していています。この時代の文書には、奇術師に関連する逸話や見聞録が数多く存在するようになりました。奇術は古代、国家形成以前の時代から行われていたとされ、これは古代の集団においてそれを統率するリーダー的役割の人間は、不思議な力があることが大きな影響力を持っていた(日本では卑弥呼など)ことに由来します。リーダーは、民衆とは違ったことができるということをアピールすることで権力を得たともいわれるからです。中世から近世にかけて西ヨーロッパにおいても同様だったと言われています。

以上が日本と世界の手品のルーツの話です。日本では初期から芸として楽しまれていたのは、意外でした。日本では卑弥呼は手品師というより占い師というイメージが強いですね。そして、何でこの日が奇術の日となった理由は、奇術(手品)につきもののかけ声「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」です。日本奇術協会が1990(平成2)年に制定しました。語呂なのです。

12月2日

日本人宇宙飛行記念日
1990年12月2日にソ連ソユーズTM11号が打ち上げられました。民間記者の秋山豊寛さんが乗っており、日本人初の宇宙飛行に成功したことに由来しています。
ちなみに毛利衛さんは、1992年9月12日から9月20日までスペースシャトルエンデバーのミッション(STS-47)に、日本人として初めてスペースシャトルに搭乗しました。

近年では、民間ロケットであったり宇宙との距離がぐっと近くなっていますよね。宇宙旅行も遠い未来の話ではないかもしれません。

今日、何話そう。

初めてまして。
ラジュトと申します。

皆様は急に朝礼など人前でスピーチをしなければならない場面はありますか?
私自身、急に10分程度のスピーチをしなければならない時があります。そんな時は帰宅後や昼休みなど急いで調べて話す内容を考えていますが、もう少し早く知りたかったといつも思っています。

そこで明日、何話そうかと事前に考えブログにしようと思いました。

もし明日何話そうかと迷った時に見て参考にしていただけると幸いです。そして皆様の大切な憩いが、少しでも長くなることを願っています。